音読サークル〈玲瓏りんろん〉イベント2回目、
「中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会」
2018年4月14日10:00-11:00
を開催しました。
今回は、ご自分で選んだ原稿でもいいし、講師が用意した原稿を選んでもいいですよ、というスタイルにしました。
それに、前回とちがって録音するのも忘れませんでしたよ。
今回の参加者さんは、
Samさん、春萌さん、てらかよさん、YUさん、xiangさん。
お住まいの場所は、北は埼玉・東京・神奈川から、西は兵庫・香川、南は台湾、とさまざまでした。
オンラインならではの出会いに感謝!
まずわたしとみどりさんから趣旨説明。
わたしからは、「中国語を学習途上の方も、お仕事で使う方も、みんなが楽しめる場にします」という宣言。
みどりさんからは「ある言語を音声で表現することはとても楽しいので、多くの人に知ってほしい」と音読へのいざない。
つぎに参加者の皆さんから自己紹介。
今回、オブザーブ枠でご参加くださったのはSamさんとてらかよさん。
Samさんは中国語だけでなく英語や韓国語も学習されてるとのこと。
てらかよさんは英語が身についたので今度は中国語も、と挑戦し始めたそう。
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音読は、まずは春萌さんの生活ニュース「ケープペンギン」から。
台湾にお住まいの春萌さんは、見慣れぬ簡体字の長い原稿に挑戦してくださいました。
ペンギンの中国語“企鹅”は“qǐ’é”ですが、台湾では“qì’é”と読むということを初めて知りました。びっくり!
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続いてYUさんが『通訳メソッドを応用したシャドウイングと速読で学ぶ中国語通訳会話』から宴会スピーチを選んで音読してくださいました。
日中バイリンガル司会をこれから増やしていこうというYUさん、語速が早く、さすがの臨場感でした。
聴衆も拍手で参加する場面があって楽しく聴けました。
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次にxiangさんが散文に挑戦したいということで冰心の「笑」を紹介してくださいました。
一週間も風邪で体調がおつらい中、綺麗な単語の並ぶ文章をやさしくふんわり読んでくださいました。
わたしは“安琪儿ānqí’ér”(エンジェル、天使)っていう単語を初めて知りました。
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続いてみどりさんがエリック・カールの絵本『はらぺこあおむし』の全文。
子供が集中して聞きそうな、表情豊かな朗読で、
参加者からは台湾の幼児番組のおねえさんみたい、という感想も。
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だんだん終了時刻が迫ってきましたが、
続いてわたしがHSKの閲読問題で使用された過去問から、世界最初の映画に関する散文を。
わたしは、静かなラジオ・トーク番組のパーソナリティーのような読み方を目指しております。
語学試験の過去問は、コンパクトにまとまっていて単語も平易なので、音読にも向いています。
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残る時間で、孟浩然の「春暁」をみどりさんの先導、全員でコーラスリーディング、
ちょっとムリを言って、Samさんとてらかよさんにも音読に挑戦していただきました。
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開催後にアンケートにお答えいただいたところ、
・音読を人に聞いてもらえるところがあると思うと、音読練習に張り合いがでます
・モチベーションあがりました
・レベル高い人の音読が聞けて貴重な機会な一方で、学習歴の浅い人は応援したい気持ちになるし、レベル混合もいいなと思いました
ほか、概ね楽しんでいただけたようで、みどりさんと一緒に胸をなで下ろしています。
今後も、上級者だけでなく学習途上の方でも初心者の方でも楽しめるように、プログラムを工夫していきます!
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これまで開催ループについては、こんな風に考えていました。
平日お茶会
↓
土曜お茶会
↓
平日講座
↓
土曜講座
このループだと、自分の出たい&出られるイベントが4ヶ月に一回しかない、ということにもなっちゃうんですよね。
それで、わたしがお茶会、みどりさんが講座、とそれぞれの主催回をつくって、
もっと開催頻度を上げようか!という意気込みも浮上しております♪