2024年1月29日中国のむかし話『女媧、天を修復する』

開催レポート

音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。

第59回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会

【日時】

2024年1月29日(土)10:00-11:30
参加者:主催者2名、音読者4名

【トークコーナー】

今回はみなさんリピーターさんだったので、近況をお話しいただきました。寒さで体調を崩していた方、検定試験の勉強を頑張っていた方、みなさんそれぞれの年末年始だったようですが、そろそろ新年の活動をということで中国語学習に音読お茶会を選んでくださって嬉しいです。
かわいい小鳥シマエナガの話や、観葉植物の話なんかも。今回は奇しくもぬいぐるみが2体登場。中国語検定の二次試験って、今はzoomで受けられるんですね。

【音読コーナー】

◆りんろん推薦原稿:『中国語で読む日本と中国のむかし話』から『女媧、天を修復する』

中国人なら誰でも知っている神話ですが、一般的な中国語学習をしているだけでは知らないことも多いお話。『中国語で読む日本と中国のむかし話』(陳淑梅著、アルク、2011年)は、品薄気味ですがいい本です。
あまり普段使わない単語があったり長い修飾語があったりして、簡単そうに見えて手応えがありましたが、参加者のみなさん、しっかり練習して臨んでくださいました。
ざあざあ水が落ちてくるオノマトペが“哗哗”、ごうごうと洪水になるオノマトペが“滔滔”というあたり、中国語の音の感覚を知ることができて興味深いです。
音読では「おじいさんが孫に語りかけるイメージ」「子供が子供に読み聞かせをしているイメージ」など、工夫を凝らした演出もあって楽しかったです。

【感想】

練習でうまくできても本番で少しつっかえてしまったのが、わたしとしては不本意でしたが、また来月がんばります。
いつも一言だけ、発音講師のわたしから発音についてのコメントをしているのですが、重箱の隅をつつくようなコメントにもお喜びいただいてホッとしています。
たくさん語り合えて楽しいひとときでした。

【次回のお茶会は……】

次は、2月23日(金・祝)に音読お茶会を開きます。