2024年9月9日『ボヘミアの醜聞』より「ホームズとワトソンの再会」など

開催レポート

音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。

第65回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会

【日時】

2024年9月9日(土)10:00-11:30
参加者:主催者2名、音読者6名

【音読コーナー】

◆りんろん推薦原稿:幼児版《十万个为什么》より「クジラが魚じゃない理由」

◆りんろん推薦原稿:『中国語で読むボヘミアの醜聞』より「ホームズとワトソンの再会」

◆持ち込み原稿:『中国語で読む星の王子さま』第9章より「王子とバラの別れ」

感想

夏の台風や異常な暑さで困ったね、米不足がほんとうに起こっているね、なんていうお話で始まった今日のお茶会。地域で実際に人と対面する形や、オンラインで中国語の勉強会に参加されている方、中には主催していらっしゃる方もあり、そういう繋がりっていいものだなと思いました。

《十万个为什么》では相変わらず、魚のえらとか胎生、卵生など見慣れない単語が出てきます。クジラは口語では“鲸鱼”ということが多いですが、今回の原稿では“鲸”1文字だったので、それも新鮮でした。

奇しくもIBC対訳ライブラリーの『中国語で読むボヘミアの醜聞』と『中国語で読む星の王子さま』が紹介されました。英語文学の翻訳物では人名の発音がまず難しいのですが、こういうのも、いちど発音しておくとどこかで出会った時にパッと反応できるようになりそうです。ちなみにホームズは“福尔摩斯”。

『星の王子さま』はお持ち込み原稿を事前に読む時間がなかったので、意味を取ろうと集中して聞きました。そうすると、声に出して読んでもらう音声だからか、目で文字を読んで受け取るよりももっと濃厚な情報を受け取ったような気がします。日本語で読んだ記憶も薄れているので、また全編を読んでみたくなりました。