【開催レポート】2021年5月15日音読お茶会

音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。

第32回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会

[日時]2021年5月15日10:00-11:30
[参加者]三木さん、三崎さん、ゆかさん、めいすいずさん、木村さん、サチさん、井田
[お住まいの地域]さいたま市、大津市、東京都、兵庫県 、大阪府

今回は、中国語歴ウン十年のベテランから学習歴2ヶ月の方まで幅広い参加者さんが集まってくださいました。

中国語との出会いについてお尋ねしてみると、大学で専攻したから、という方のほかに、
・好きなゲームが中国製だったのがきっかけ(グッズを越境ECで買いたい!)
・翻訳小説がとても面白かったのがきっかけ(原語で読みたい!)
・アニメがきっかけ(吹き替えなしで楽しみたい!)
とさまざまなヒストリーが。

ゆかさんは大ヒットしたSF『三体』がきっかけとおっしゃっていて、翻訳修行中のわたしとしてもとても嬉しいことでした。中国のエンタテインメント分野は成熟ぶりが著しいですものね。

大学時代は中文専攻だったほかに、語劇で老舎に取り組んでいたとおっしゃる木村さんは、しばらくぶりに見た中国ドラマがずいぶんクオリティが高くなっているのにおどろいて、最近はいろいろご覧になってるとのこと。ちなみに久しぶりに見てそのクオリティに驚いたのは『琅琊榜(ろうやぼう)』だったそうです。

そんなこんなで話が広がり、みなさんがどんな風に中国語を楽しんでいるかをお伺いしたところ、ドラマ、YouTube、音読、教科書勉強会、netflixとさまざま。中国語に触れる選択肢がたくさんあるのは嬉しいことですね。

【音読コーナー】

三木さん、ゆかさん、井田 
『りんろん推薦原稿』から 『アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音』から「語境歌(ピンイン覚えうた)」

三崎さん、サチさん、井田
 『りんろん推薦原稿』から《十万个为什么》幼児版から「お月さまはどうして落ちてこないの?」

めいすいずさん
『小学语文课本』から 《我是什么》

リピーターの方がどんどん成長してこられるのがすごいです。サチさんもめいすいずさんも、わたしが「ひとこと発音コメント」でお伝えする内容が以前とはどんどん変わって来るということは、昔の課題はどんどん克服しているということですよね。

そして今回のルーキーは、学習歴3ヶ月というゆかさん。CDを聞き込んでの挑戦だそうですが、CDと変わらないくらいのテンポで読んでくださいました。わたしは学習3ヶ月であんな風には読めませんでしたよ。

わたしはいつも緩急抑揚が苦手で、と言いわけばかりしているのですが、三木さんの本職なレーターさながらの韻文朗読と、三崎さんのこれまでの殻を破った抑揚、とってもお上手でした。

わたしは、正確な普通話の発音をと心がけているばかりで、なかなか成長しません。皆さんをみならって雰囲気を表現できる音読を目指したいものです。

【感想】

どんな音読を目指すか、ということにも、10人いれば10人の目標があります。

今日の参加者さんの勉強の方向をうかがうと、発音をよくすることに意識を向けるようにしたい、節回しを中国語らしくしたい、笑顔が感じられる音読にしたい、など、いろんな目標を聞くことができました。

わたしも皆さんに置いていかれないよう、自分のブラッシュアップも怠らないようにしたい、と、3月4月とお休みをしたので3ヶ月ぶりに決意を新たにしました!

【次回のお茶会は……】

次は、6月28日(月)にお茶会を開きます。

一人で勉強していて孤独を感じた時、他の人のがんばりから刺激を受けたい時、ぜひりんろん音読お茶会にお越しください!

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