音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。
第49回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会
[日時]2022年12月24日10:00-11:30
【自己紹介&音読&トークコーナー】
指定のお題:雑誌「聴く中国語」2022年12月号から好きな箇所
「聴く中国語」12月号には、発音指導のカリスマである呉志剛先生のインタビューが掲載されています。
それを見た途端に
「この号を音読お茶会でみんなで読みたい!」
と思って、課題図書にしちゃいました。
年末でもあるし、この雑誌の好きなところをどこでも読んでいい、という特別回にしてみました。
いつもより人数多めでもOK!としたら、講師・スタッフ合わせて13名という賑やかな会になりました。
音読箇所は呉志剛先生のインタビューに限らずどこでもOKとしたので、
・呉志剛先生のインタビュー
・旅行記(中訳落語込み)
・日本文化の紹介
・ネイティブ表現の会話
・金融中国語
・エッセイ(台湾華語)
・アニメ羅小黒のシナリオ
・特集記事(中国の流行)
と多彩な内容に。
あとお一人、事情があって持ち込み原稿で
・女性作家の有名な散文
を読んでくださった方も。
一回のイベントでこんなにたくさんの文章に出会えて、こんなにたくさんの中国語フリークに出会えて、とっても贅沢な時間でした。
【感想】
いつもは、井田の発音ひとことコメントは全員の音読が終わった後にまとめてお伝えしています。
ところが今回は講師以外の音読者さん11名という大人数でしたので、いつもと違って音読の直後にコメントする形を取りました。
わたしにとっては、テニスの壁打ちのような、野球の千本ノックのような、来ては返す、来ては返すの大忙し。
発音コメントしていると、みなさんのせっかくの音読にケチをつけてるみたいな感じにならないかと心配になってくるのですが、「コメント嬉しいです」「他の人へのコメントも勉強になります」などのメッセージをいただきホッとしました。
それにしても、雑誌「聴く中国語」に掲載されている中国語のバラエティ豊かなこと。
今回の音読お茶会でも、初心者さんから上級者さんまで、エッセイからアニメのシナリオまで、幅広い素材からご自分に合ったレベルのものを選んでいただくことができました。
かつては「中国語ジャーナル」と「聴く中国語」とが双璧として並び立っていましたが、今は「聴く中国語」が残るのみです。
語学雑誌の先駆けであった「イングリッシュジャーナル」もなくなるというニュースに接して寂しく感じたところでもあります。
「聴く中国語」は末長く続いてくれたらいいなあと願っております。
【次回のお茶会は……】
次は、1月16日(月)にお茶会を開きます!