9月19日追記:参加者ちゃーちゃんさんがブログに参加レポをアップしてくださいました!
音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」、今回も楽しく開催しました!
第5回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会
[日時]2018年9月15日(土)10:00-11:00
[参加者]岡本悠馬さん、ぽんさん、亜貴さん、ちゃーちゃんさん、れんもくさん、三浦さん、みどりさん、井田
[お住まいの地域]埼玉、神奈川、名古屋、東京、瀋陽、神戸
【自己紹介コーナー】
今回は、メルマガ「りんずレター」の読者さん、講師仲間、学習仲間、参加者の紹介という顔ぶれ。
中国語とのかかわり方は…?
趣味で中国語とかかわっています
中国で生活しています
通訳学校に通っています
中国語を教えています
…と、みなさんそれぞれのスタンス。
岡本悠馬さん、ちゃーちゃんさんは音読お茶会リピーターです。(ありがとうございます!)
れんもくさんは「誰かの前で音読をしたことがなかった」
亜貴さんは「未経験だしzoomも初めてなのでまずはオブザーブ参加から」
ぽんさんは「通訳訓練でヒヤリングに課題を感じ、音読も挑戦してみようかと」
…と、それぞれの思いを抱いてご参加。
【音読コーナー】
恒例のじゃんけんで音読順を決めます。
今回の講師推薦原稿は、幼児啓蒙書『三字経』『十万个为什么』を題材にしています。
まずは、れんもくさんと、みどりさんが『三字経』を。
今回は冒頭の36文字。
『三字経』は幼い子供が一般常識や勉学と教育の大切さなどを学び、読み書きを覚えるために連綿と暗誦してきた古典的学習書です。
江戸時代の日本の寺子屋でも漢文訓読で教えられていたそうですよ。
宋代に書かれた書物だから古文です。
「最初に原稿を見たときは、なんのこっちゃと思いました」と、れんもくさん。
原稿の下部に、保護者向けの小さな活字で、現代中国語による解説がついています。それを読んだら意味が取れたとのこと。
どんなリズムで読んだらいいかとYoutubeで予習をされたそうです。
そしたら「ABCの歌」のメロディーにあてはめている動画があったんですって!
あとで見てみようっと。
れんもくさん、とっても歯切れのよいきれいな発音で読んでくださいました。
みどりさんも、「子供の暗誦はテンションが高すぎてちょっと真似できない」なんておっしゃりながら、落ち着いた声の音読を聞かせてくださいました。
つぎにワタクシ井田と岡本悠馬さんが『十万个为什么』。
これは小学生向けに自然科学・社会科学のトピックをさまざまな分野で解説してくれるベストセラーシリーズで、今回はその幼児版を使いました。
幼稚園のママ友だった中国人夫妻が中国に帰るときに、お子さんに読ませていた本を譲ってくださったんですよ。
今回は「宇宙飛行士」というトピックを講師推薦原稿にしました。
まずはワタクシ井田。
ピンインを正しく、聞き取りやすいように抑揚もつけて、ということを意識しています。
参加者のみなさんにはお褒めいただいたので嬉しいのですが、つっかえたところもあるし、“能”が/nang/ という発音になってしまったのは痛恨のミス。。。あと、あれとかあれとか。
つぎに岡本悠馬さん。
事前に、ちょっとネタ仕込みで準備しますよーってうかがってたんですけど、期待以上!
原稿を、
(1)ドキュメンタリー番組の男性ナレーター風!
と、
(2)幼児向け図書付属CDのおばちゃんナレーター風!
の2パターンで読んでくださいました。
全員大喜びです。
参加者限定で音声を公開するので、参加するとお得ですよー。
岡本さんは、正しくスピーディーに読むことはもうマスターされているので、その先で物マネをして楽しんでおられるそう。すごいですねー。
わたしも研鑽を続けてそのレベルまで達してみたいです。
さいごに、ご自分で選んだ原稿を読んでくださったのが、エッセイや詩がお好きなちゃーちゃんさん。
現代の詩人・作家、廖伟棠の作品《来生书》序诗。
この作品を選んだ理由は…、なんと、今の自分の気持ちを表現できる作品がないか、と、ネット検索で“朗読、中文”といったキーワードで丹念に作品を探したそうです。
ちゃーちゃんさんは、「音読が苦手だ苦手だ」ってよくおっしゃるんですけど、感想タイムで岡本さんがおっしゃったように、求める理想が高いからこその謙遜のようですよ。
ちゃーちゃんさんはご夫君が中国人で、日本人的発音を脱するために
「m&mのマーブルチョコを口に含んで練習しなさい」ってアドバイスをもらったそうですよ。
わたしもやってみようかしら。
ちゃーちゃんさんが参加レポをブログで書いてくださいました!
事前準備にどれだけ時間をかけたかが伝わってきます。すごい。
【感想】
音読サークル〈玲瓏りんろん〉、始めたときは、中国語学習初心者さんがたくさんいらっしゃるかな、と思っていたのですが、回を重ねるにつれて、中級以上の学習者さんの参加も増えてきました。
ある程度勉強が進み、会話や生活や仕事に中国語を使っているけれど、
「場を探していた」
っていう方が、潜在的にたくさんいらっしゃるのが分かってきました。
今回オブザーブ参加してくださった、ぽんさん、亜貴さん、三浦さんも、今までやっていなかったチャレンジをしてみようかな、という気持ちになってくださったそうです。
三浦さんは前日に急遽ご参加を決められて、参加してみたら
「すごーく楽しかった!次回からは他の予定を押しのけてでも参加したい!岡本さんみたいに一人二役をやってみたい!」
とご感想をいただきました。ぜひぜひ。
今回の感想コーナーでのお声や、終了後のアンケートやメールでいただいた声からも、
「きれいな発音にかこまれたのは学生時代以来!」
とか、
「ネイティブの方と話すだけではなくて、学習者の発音を聞くと刺激になります」
「自分の発音を録音して聞いてみるということに取り組んでみようかな」
と、みなさんの中にいろいろな芽が育っているみたい!
音読お茶会に参加すると…、
学習仲間がどこかで今も取り組んでいるっていうことが、肌で分かります!
非ネイティブでも中国語の音とリズムを楽しめます!
参加者どうし実際に言葉を交わすことができるし、非ネイティブ音読のロールモデルが大勢できます!
きれいな発音を心がけて練習する
仲間の前で発表する
仲間と讃え合い励ましあう
そういう場をこれからも、安心安全にあたたかく、続けていきますね♪
【こっそり告知】
次回は、2018年10月15日、月曜開催です。
新規参加、歓迎です☆
リピート参加、歓迎です☆
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