【開催レポート】2019年11月11日音読お茶会

音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。

第17回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会

[日時]2019年11月11日(月)10:00-11:00

[参加者]あめちゃんさん、みひゃんさん、あゆさん、サチさん、井田

[お住まいの地域]台北市、滋賀県長浜市、さいたま市、上海市、東京都練馬区

今回も満員御礼で開催させていただきました♪
ただ、当日お休みになってしまった方があって、なんと音読お茶会17回のヒストリーの中で、音読者が3人という最少記録でした!
でも。
志を同じくする者、いつものようにトークが盛り上がりました☆

【音読コーナー】

1番手 井田 りんろん推薦原稿から①「稲妻と雷鳴 」
(幼児版《十万个为什么》自然篇)

今回はどんな“風格”(雰囲気、スタイル)で読もうかなーといつも考えるのですが、今回は、中国語の教科書の音声のように正確さを意識して読んでみようと思いました。まだ単母音にすこし日本語干渉があるのが悔しいです(T-T)
子供向けの本なので、子供科学番組のお姉さんのように読めるのが理想です。次はそうしてみます。

2番手 サチさん りんろん推薦原稿から②「ビル・ゲイツ」
(別冊『聴く中国語』「中国語で語ろう世界の富豪」)

風邪ひきの病み上がりであまり声も出ないのに、果敢に挑戦してくれました~☆
「外国人名は言いにくいのに、すらっと読めてすごい」
「リズムがある読み方でステキ」
と好評でしたよ。

3番手 あめちゃんさん 持ち込み原稿 ≪送別≫

唱歌『旅愁』(♪ふけ行く秋の夜)を中国語に訳して同じメロディーで歌えるようにした歌詞だそうです。
もともとはアメリカの曲が日本で翻訳されていて、それを日本に留学していた李叔同という詩人が耳にして感銘を受け、訳したのだそうです。

もともとあめちゃんさんはこの歌がお好きで、李叔同は、あめちゃんさんのご主人と同じ天津の出身だということもあり、折に触れて音読練習に使ってこられたのだそうです。
十分にお上手な音読ですが、発音をネイティブに近づけたいと、すごい努力を重ねていらっしゃるあめちゃんさん。「まだまだもっとネイティブっぽくしたい」と、いつもながらの努力家の姿勢が伝わってきました~

【トークタイム】

リスナー参加のみひゃんさんは、「はじめてスケジュールが合ったので出られました」と楽しく聞いてくださいました。
中国語の他にもう一つ濃いご趣味があって、そちらでも中国語が生かせそう♪という話に花が咲きました。

もうひとかた、リスナー参加のあゆみさんは、すでにとってもお上手なのに、台北で現地の発音矯正教室に通っていらっしゃるという、これまた研究熱心な努力家。

現地の発音矯正教室って、どんなところでどんな人が通っているの?と興味津々なわたしに、色々と教えてくださいました。
印象的だったのは、受講生にお坊さんがいらして、どうやらかなり高位のお坊さんでいらっしゃり、たいへんありがたい説法をなさるのに、話し方がはっきりしないために、ありがたい内容があまり伝わらない。それで発音矯正教室に通っていらっしゃるとのこと。
台湾の日常生活では南方らしい発音が主流であるのだけれど、北方系の企業に就職したい人なども通っているとのこと。
日本でいえばアナウンス学校に似たような役割を担っているのかもしれないのですが、アナウンサーになりたい、俳優になりたいという人ではなく、いわゆる一般人が仕事のために発音を修正したいというニーズが、中国語圏にはあるのですね。
現地にいらっしゃるあゆみさんならではのお話、ありがとうございました。

【感想】

ひとまえで外国語を音読する、というこのイベント、未経験の人にとってはかなりハードルが高く感じられるようですね。

それはそうでしょうね。かくいうワタクシが、主催している立場でありながら、そう感じているのですから^^

でも、仲間に聞いてもらおう、という気持ちで練習するのは、確実にレベルアップにつながります。
上級者の参加も多い音読お茶会ですが、ぜひ初級の方にも挑戦していただき、みんなだお互いに応援していく場にしたいと思います。

【次回のお茶会は……】

次は、12月14日(土)にお茶会を開きます。
ご参加お待ちしています~♪