音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。
第31回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会
[日時]2021年2月15日10:00-11:30
[参加者]みどりさん、Yoyoさん、やすこさん、馬場さん、I.Sさん、Pangziさん、けいさん、 ひろみさん、サチさん、井田
[お住まいの地域]東京都、さいたま市、町田市、兵庫県、福岡市、大阪市、神奈川県、湘南すみっこ地方、奈良市
【 音読コーナー 】
(1)幼児版《十万个为什么》から「冬にはどうして雪が降るの?」
1)みどりさん
2)Yoyoさん
3)やすこ さん
4)I.Sさん
5)Pangziさん
6)井田
(2)《语文一年级》から「窓花を剪る」
7)けいさん
8)サチさん
【 感想 】
今回は、はじめの自己紹介タイムに、「いま中国語をどのように楽しんでいますか?」「これまで、どんなことをしたら中国語が楽しくなりましたか?」とお尋ねしてみまして、いつもよりゆっくり時間をとって皆さんのお話をうかがいました。
というのも、こんど、海外駐在員帯同家族のおもに女性配偶者、いわゆる「駐妻」をサポートしていらっしゃる飯沼さん(https://cz-cafe.com/profile/)にお誘いいただき、飯沼さんの駐妻コミュニティでお話させていただくことになったんです。
そこでお話しするテーマのヒントに、と、わりと気軽にお尋ねしてみたのですが、皆さんが気持ちの溢れるお話をしてくださって、共感と尊敬の行き交うあたたかい時間になりました。
中国語と出会ってから今にいたるまで、どんな気持ちで中国語と向き合ってきたのか。必要に迫られての出会い、自ら求めての出会い、計画通りにいかない人生、思い通りに上達しない中国語、語学を仕事の糧とするのか、なぜ中国語を続けるのか、愛しさと憎さの相半ばするような中国語への感情、それでもやめられない中国語、そんなことを、みなさんお一人お一人のこれまでの歩みの厚さをともなって語ってくださいました。
皆さんのお話をうかがいながら、わたし自身も自分の来し方を思い出したり、ああ、そういえばあんな勉強方法もやってみたいんだった、こんな勉強方法もやってみたいんだった、なんて思いを新たにしたりしました。
わたしが中国語を始めた30年前には、中国語を学ぶ教材も限られているし、中国語に触れる機会も少なかったし、中国についての情報も今に比べたら少なかった。
そんな中で中国語をやるという選択は、あえて少数派を選ぶ。自己投資をするならそれを仕事にして回収すべき。というようなどこか悲壮感を漂わせる覚悟のようなものを持っていた人はわたしだけではなかったようです。
それに引き換え、今となっては学習教材も多くの種類があり容易に入手できる。さまざまなメディアで生の中国語に触れることができる。ドラマや TikTokなど中国語圏の人が楽しんでいるまさに同じものを楽しむことができる。そんな時代ですから、中国語との付き合い方も自由に自分で選ぶことができる、むしろ自由に選んでいいんだ、という「ゆるし」のようなものを強く感じました。
そうだ、新しいメディアというか新しいSNSも話題にのぼりました。
今月初めごろから急速に流行し始めた「clubhouse」という、音声で交流するSNS。今日のメンバーの中では、ある地域の中国語を母語とする人たちの生の会話を毎日聞いています、という使い方をしている人も。さっそく使いこなしてますね!
【 次の音読お茶会は…… 】
3月は都合によりお休みです。次は4月に土曜日開催します。