【開催レポート】2023年12月9日音読お茶会

開催レポート

音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。

第58回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会

【日時】

2023年12月9日(土)10:00-11:30
参加者:主催者2名、音読者5名、リスナー1名

【自己紹介コーナー】

最近の楽しかったことをおうかがいしました。ネットで10年越しの交流をしていた中国の友人と会えたお話、スピーチコンテストで優勝したお話、新しい趣味を始めたお話、しばらくぶりに検定試験を受けたお話、中国ドラマを見始めたお話、30年ぶりの台湾に行く予定が楽しみだというお話、忘年会で美味を楽しんだお話など、みなさんの充実した生活を聞かせていただきました。

【音読コーナー】

◆推薦原稿(1):幼児版《十万个为什么》から「アリはどのように挨拶をするの?」

《十万个为什么》はこの音読お茶会でよく取り上げるのですが、お手本となる音源がないので、文字原稿だけを頼りにみなさん頑張って練習してこられていました。
普段から音読をしていないと中国語の発音が退化してしまうので、これを機に音読を楽しみたい!というお声も。
みどり講師は「台湾華語風」かつ「幼児番組風」でまるで台湾の子供番組のお姉さんのように呼んでくださいました。普通話と台湾華語で発音の違うところのクイズも飛び出しましたよ。

◆推薦原稿(2):ドラマ『山河令』エンディングテーマ曲「天涯客」

わたくし井田がこの夏に視聴してのめり込んだ中国ドラマ『山河令』について、ばっちり解説をいたしました。
そして今回の原稿の「天涯客」の歌詞は、さまざまな漢詩や古典からの引用が非常に多いので、意味を撮るのが一筋縄ではいきません。そのため、背景を簡単に解説しながらご参考までに翻訳もお伝えしました。
音読してくださった参加者さんは「初めて詩や歌詞というものを音読しました。もとが歌なのでどんなふうに音読するか迷いながら取り組みました」とおっしゃっていましたが、それでも荒涼とした風景を読み取って反映させてくださいました。

解説に使ったスライドがこちら。ドラマへの愛を込めて作りました。

【感想】

今回は『山河令』の解説に時間がかかることが予測できていたので、告知の段階から「山河令の布教をします」とお伝えしていました。音読のイベントでありながら私の山河令トークを覚悟して参加してくださった皆さんには本当に感謝感謝です。
皆さんとトークをする時間は短めになってしまいましたが、「歴史ファンタジーにはこれまで興味がありませんでしたが愛が伝わってきました」「さっそく関連動画を見ています。これを機に興味を広げていきたいと思います」といったご感想をいただきましたので、ほっとしました。

【次回のお茶会は……】

次は、1月に月曜平日開催で音読お茶会を開きます。